1、内外、恩恵意識
内外関係、つまり「うち」、「そと」関係である。ある対象は「うち」であるか、それとも「そと」であるか、決定的な限界がない。話の場所と時間によって変化している。授受動詞を使う時、特に内外関係が分かる必要があると思う、なぜなら、相手は「そと」になる場合、敬語の使うことを忘れることはできないのである。
例えば会社で上司に対して敬語を使うが、外部から電話が来たとき、自分の会社の上司でも、謙遜語を使う。こういう場合は、上下関係じゃなくて、内外関係になる。また年下は年上に対して、敬語をつかなければならない。親疎関係も内外関係のように知らない人と親しくない人に敬語を使う。敬語表現は待遇の表現と言われる。日本語の授受表現は話し手の立場を強く表すことができる。「自分」の視点がない、純粋に客観的に事実を述べる場合が少ないのである。
恩恵性は日本語授受動詞構文の意味機能の一つと見なされ、授受動詞構文の研究の中では無視できない位置を占めている。日本人にとって、「恩」と言うものは必ず返さなければならない物である。相手に迷惑にならないように感謝の気持ちを表す表現方が多いである。
ゆえに、恩恵意識に基づき、「てやる・てあげる・てさしあげる」の表現はあまり使用していない。この三つの授受関係は自分から相手に恩を与える意味を含めている。日本人の意識中で恩を返すことは債務を返すことのように、日本語を表現する時、できるだけ相手に人情を負わせないように話す。
「てくれる・てくださる」は相手から恩恵を得ることを強調する。人間関係は相手に尊敬を表すことである。「てもらう・ていただく」は受け者は行為の期待を寄せる気持ちを表す。
2、上下関係原文请+QQ32,49114辣'文^论,文'网http://www.751com.cn/
日本では、階級意識が強い。「上下」はこの階級意識の表現の一つである。日常生活で等級がはっきりしていて、日本人は社交の時、常に上下意識に気をつけて活動している。ある特定集団(家族、学校、会社など)で、自分と周囲との上下関係は授受動詞の使い方を決める。本文で上下関係は目上と目下、先輩と後輩、年上と年下を指す。ただし、自分は家族や集団内の人など親しい人間関係に対して敬意を表す必要がない。
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3、授受動詞を「補助動詞」として
「て+授受動詞」の形で補助動詞として使われる際には利益や恩恵の授受について、中国語で対応する表現がないことは、授受動詞誤用要因である。
具体的な動作も、授受動詞を使って、両方の関係を詳しく説明する必要がある。
終わりに
本論を書きながら、授受動詞に関して、深く理解できるようになった。授受関係から日本人の文化が見える。そして日本語では特別な文化伝統を勉強できることが分かった。
本研究から見ると、たとえ日本語を専門として勉強しているが、まだ理解していないことが多い。授受動詞は単語として覚える時、意味がわかるが、文の中で理解すると、混乱する場合がよくある。内外意識とか、恩恵意識とか、上下関係など、授受動詞の使用に影響する。その複雑な関係を理解しないと、間違えやすくなる。
一番弱い部分とは言えないが、これから、日本語を勉強し続けて、授受動詞について、さらによく理解した上で、活用できると思う。
本論は授受動詞の使い方について簡単に説明したが、資料の収集とアンケート調査はまだ不足なところがたくさんあると思う。これからの課題として、研究しようと思う