摘要谷崎润一郎是日本耽美派的代表作家。他的一生经历了明治、大正、昭和三个时代,以风格独特的小说创作获得突出成就并享有世界声誉,他的作品中体现的“美”对日本文坛造成了极大的影响和前所未有的轰动。文学创作初期他被称作“恶魔主义”作家,中期被称为“无思想性的异国情调”的作家,到了昭和时代后期,他被誉为“日本古典美的集大成者”。形成谷崎润一郎文学特点的主要要素有:恶魔主义、无思想、女性跪拜、庶物崇拜等方面。46258
本文将以《春琴抄》为中心,从人物的性格描写、故事背景和创作动机等方面介绍谷崎润一郎的美意识世界。
本文由以下三部分组成。第一部分介绍《春琴抄》的创作动机、内容和人物形象。第二部分说明《春琴抄》中显现的美。第三部分介绍谷崎文学美意识的来源、特色以及谷崎润一郎的耽美文学。
毕业论文关键字:谷崎润一郎;耽美派;女性跪拜;《春琴抄》;美意识
要旨谷崎潤一郎は日本耽美派の代表的な作家として華やかに文壇にデビューした。明治、大正、昭和三つ時代をわたり、彼の作品の中に現れている「美」の世界は文壇に鮮やかな衝撃を与え、従来の日本文学にはあまり見られなかった異質な主題だった。谷崎潤一郎文学は初期においては「悪魔主義」の作家と言われ、中期においては「思想がない」の作家と言われ、昭和に入ってからは、「日本美を継承して大成した作家」と言われた。谷崎潤一郎の文学の形成について、大きいな要素として、悪魔主義、思想性がない、女性拝跪への傾倒、庶物崇拝などをあげる。
本論文は『春琴抄』をめぐり、そうした美意識の顕現を人物性格の描写、物語の背景と創作動機などから解読してみる。
本文の構成は、以下の三つの部分からなる。第一部分は『春琴抄』の創作動機、主題、人物像を紹介する。第二部分は『春琴抄』における「美」の顕現について説明する。第三部分は谷崎文学の美意識の源と特色、そして谷崎の耽美文学について紹介する。
キーワード:谷崎潤一郎;耽美派;女性拝跪;『春琴抄』;美意識
目 次
はじめに 1
第一章 『春琴抄』について 2
1.1『春琴抄』の誕生と主題 2
1.1.1創作動機 2
1.1.2あらすじ 2
1.1.3主題 3
1.2『春琴抄』における独特的な人物像 3
第二章 『春琴抄』における「美」の顕現 5
2.1『春琴抄』における女性の美 5
2.2『春琴抄』における関西古典美 5
2.3視覚喪失による触覚の世界 6
第三章 谷崎文学における美意識 7
3.1美意識の源 7
3.2美意識の特色 8
3.3谷崎の耽美文学 8
3.3.1意義 8
3.3.2局限性 9
おわりに 10
謝辞 11
参考文献 12
付録 12
はじめに
1、研究の動機と意義
谷崎潤一郎は小説家として世に広く知られている。谷崎の小説にはそれぞれの特色を帯び、評論者や読者の目を引きつけている。谷崎潤一郎は日本現代文学の大文豪であり、日本文学史で彼の文学の生涯や豊かな創作の成果を記述するためによく「谷崎朝」、「大谷崎」などの言葉を使った。 从《春琴抄》看谷崎文学的美意识:http://www.751com.cn/riyu/lunwen_47930.html