要旨日本語は中国語と同じ漢字文化圏に属し、日中両語の中には類似点と相違点が多く存在している。これまでに、日本における日本語の畳語の研究成果は多くなく、中国にもそれについての研究には限りがある。さらに、既存の研究は形容詞から出来た畳語の漢日両語の対照研究が不十分なのは事実である。そこで、筆者は先行研究を踏まえ、構成、意並びに文法の機能の比較から、漢日両語の形容詞からなる畳語の類似点と相違点を明らかにし、形容詞型中日畳語の特徴を解明する。51955
キーワード:漢日畳語; 形容詞; 構成; 意; 文法機能; 対照研究
摘要汉语和日语属于汉字文化圈,这之间中有许多的相同点和不同之处。至今,在日本关于日语叠词的研究并不是很多,在中国叠词研究也有局限。而且,中国和日本先前关于形容词型叠词的研究不足是不争的事实。因此,笔者在先行研究的基础上,从构成、意义和文法机能三方面来阐明中日形容词型叠词的相同点和不同之处,得出中日形容词性叠词的特征。
毕业论文关键词:汉日叠词; 形容词; 构成; 意义; 文法机能; 对比研究
目 次
第一章 はじめに 4
第二章 構成から見た漢日形容詞型畳語 5
2.1中国語における形容詞型畳語の構成 5
2.2日本語における形容詞型畳語の構成 5
2.3構成に見られる相違点 6
第三章 意から見た中日形容詞型畳語 6
3.1中国語における形容詞型畳語の意 6
3.2日本語における形容詞型畳語の意 8
3.3 意に見られる相違点 9
第四章 文法の機能から見た中日形容詞型畳語 9
4.1中国語における形容詞型畳語の文法の機能 9
4.2日本語における形容詞型畳語の文法の機能 10
4.3文法の機能に見られる相違点 11
第五章 結びと今後の課題 11
5.1結び 11
5.2今後の課題 12
参考文献 13
第一章 はじめに
日本語は中国語と同じ漢字文化圏に属し、漢日両語の中には類似点が多く存在している。中でも、畳語は状態を生き生き表すことができ、さまざまな感情もよく表せる。畳語による描写を抜きにしては、感覚、考え方を正確に伝えることもできず、微妙な細かいニュアンスも表現できないといえよう。例えば日本語の「はらはら」、「おろおろ」や、中国語の「飘飘扬扬」、「浑浑噩噩」などである。
管見では、漢日両語の畳語について既存の研究では名詞、動詞、副詞から出来た畳語の研究が多く、形容詞から出来た畳語の漢日両語の対比研究が不十分なのは事実である。
孫(2006)は「关于日汉叠词的对比研究」において、形容詞から出来た畳語を以下のように分析している。
構成から見れば、日本語におけるのを「ク」活用で、「シク」活用で、そして語尾に「しい」をつける派生する畳語で、その三種類を分類する。対照的に、中国語におけるの形容詞からできた畳語を「AA」、「AABB」、「ABAB」、「ABB」、「A里AB」五類に分ける。語尾に「しい」をつける日本語における畳語は中国語の「AA」型の畳語に似ているということである。