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7.2中国のアパレル企業への提言 14
8 おわりに 15
参考文献 16
１ はじめに
20世紀の幕開けとともに、先進国の企業は自分の発展と生存のために、激しい経済競争を繰り広げていた。当然、日本の企業も例外なく大変苦労した。ユニクロは1949年に設立され、今は日本の国民的とも言えるブームになり、海外にも次々に出店し、近年、ヨーロッパにもアメリカにもロシアまでにも進出し、中国の店舗数252にも上った。ユニクロは今、ZARA、H&M、GAPの後に立ち、世界のアパレル業界のナンバーフォーとして活躍し、世界での存在感がナンバーワンのブランドになることを目標としている。しかし、90年代初頭のバブル経済の崩壊に伴う世界経済危機の影響により、日本は、いわゆる失われた10年を迎えることとなった。ところが、一部の企業は逆に不況を契機に成長し成功を収めた。ユニクロはその大成功のアパレル企業の一例として、クローズアップされている。
同じ品質のTシャツが3ドルにも30ドルにもなる。この原因はブランド戦略ではないだろうか。より強いブランド価値はより多くの消費者の期待に応え、より多くの企業の収益を最大化に達成できると言われている。現代社会において、ブランドは、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」、この四つの経営資源に負けないように最も貴重な経営資源として企業に大切されている。このブランドの力を発揮し、企業のイメージと合わせ、企業の経営資源として開発すると、企業の成長は現在より早いだろう。ところが、現代企業にはこのブランドをうまく利用できる例が少ないが、ブランドの巨大な役目がまだ熟睡している。本論は、ユニクロという日本のアパレル企業を成功の例として、ブランドは企業にとっての重要性を述べ、さらに、ユニクロはどのように会社のブランドを活かし、会社のブランドの力を最大化したかを見ていきたい。
中国は、昔からずっと「世界のアパレル大工場」と言われ、毎年数億枚服を作って海外に輸出していく。もちろん、中国自身のアパレル産業は素早く成長しているが、数多くのブランドの中で、殆どのブランドは一部の地域でしか見えない。全国的に普及し、海外に進出するブランドはさらに珍しいと思われている。今中国の20代の若者は着ている服、憧れている服は、「H&M」「ZARA」などの海外ブランドばかり、さらに、「LV」などの贅沢なブランドに夢中になっている。中国発のアパレルのブランドに目を向いてくれないと言っても過言ではないだろう。この現実はひどいが、中国のアパレルブランドはまだ世界に認められていないことを私たちは認めるしかない。
本稿は私が上海淮海中路のユニクロ旗艦店で八ヶ月のアルバイトしていた経験を踏まえ、その間に自分がユニクロの経営の仕組みを見て感慨を受け、書いたものである。元気と笑顔は重視され、朝の朝礼をするとき、元気な声と笑顔でユニクロの経営方針を唱和する。スタッフ仲間の間に、明るい声でどこで会っても「お疲れ様です」などと挨拶する。お客様に綺麗な売り場を提供するために、きれいな仕事環境をキープするために、仕事を始めるまえに、一時間をかけて売り場の清掃、片付けをし、それが終わらないと仕事は終わらない。店舗スタッフ仲間は店の全てをよく理解するために、店舗の休憩室に全員経営ノートがあり、店で気づいたことを記録し、他のスタッフと共有する。スタッフ仲間の間に、お互いに助け合ってサンキューカードを贈りあう。そのほか、ユニクロでは「ありがとうございます」などの感謝の言葉をお客さんに言うとき、必ず感謝の気持ちを込めることなどユニクロの従業員の行為に私は今でも尊敬している。経営者は戦略計画を立ててから、従業員の努力でその計画が実施される。このような循環ではユニクロのブランドをアピールすることもできる。したがって、ユニクロの大成功はブランド経営戦略の働きだと考えられる。源'自:751`!论~文'网www.751com.cn