要旨周知のように、日本のテレビ番組や雑誌や小説などで見られる外来語は、普段の生活だけではなく、専門的な範囲でもよく使われている。だが現在、日本語の外来語使用の実態などに対する研究は少なく、特に小説に現れる外来語の使用をめぐる研究はあまり見られないようである。よって、本文は日本の代表的な小説四冊を対象にし、日本の小説の外来語使用の変遷を探究してみたい。62387
摘要众所周知,当我们看日本的电视节目、杂志,小说的时候可以发现外来语不仅在平时的生活,在专门的方面也经常被使用。现在,对于日本语的外来语的使用实际状态的研究是少数的,特别是关于在小说里出现的外来语的研究可以说是几乎看不到的。所以,在本论文想围绕据日本代表性的小说四篇来进行日本小说的外来语使用变迁的探究。
キーワード: 外来語; 小説; 外来語の変遷; 特徴
摘要:外来语;小说;变迁;特征
目 次
1.はじめに1
1.1 日本の外来語とは1
1.2 先行研究2
1.3 本稿の目的と方法3
2. 日本の外来語についての研究3
2.1 日本の外来語の歴史3
2.2 日本の外来語の特徴5
2.3 日本の外来語の影響6
3. 小説に現れる外来語の調査7
3.1『坊ちゃん』、『雪国』、『限りなく透明に近いブルー』、『ノルウェイの森』を選んだ理由7
3.2『坊ちゃん』、『雪国』の外来語8
3.2.1 小説に現れる外来語の頻度の分析8
3.2.2 高頻度外来語の種類と特徴9
3.3『限りなく透明に近いブルー』、『ノルウェイの森』の外来語9
3.3.1 小説に現れる外来語の頻度の分析9
3.3.2 高頻度外来語の種類と特徴12
4. 小説に現れる外来語の分析12
5.まとめと今後の研究課題14
参考文献15
1. はじめに
日本語を学ぶ学生にとって、日本語本来の単語を学ぶことは重要なのだが、人々の生活によく使われる外来語を学ぶこともまた、重要だと言える。日本のテレビ番組や雑誌や小説などで見られる外来語は、普段の生活だけではなく、専門的な範囲でもよく使われている。
現代社会は、インターネットを通じていつでも、どこでも外国の文化、情報などを得ることができる。また、このようなメディアだけでなく、外国語で出版された言語作品を自国語に翻訳して出版するなどの方法でも情報を得ることができる。こうして流入した新しい文化や概念は、当然、新しい言葉として出現する。この時、新しい言葉は自国の言葉を利用して作られたり、外国語の音をそのまま受け入れて作られる場合もある。このようにほかの国や民族との交流を通して作られた言葉を外来語と呼ぶが、継続的に使用され、自国語として認識された外来語もあるし、一時的に使用されたが、徐々に使用されなくなった外来語もある。こうして外来語は、国と国の交流がある限り、絶え間なく生まれてくることになる。
本稿は、日本の外来語についての文献を調べ、先行研究を踏まえながら資料を整理し、分析する。また、コーパスを通じて外来語を分類し、分析する。
1.1日本の外来語とは
外来語は文字通り自国本来の言葉ではなく、ほかの国から流入した言葉である。