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2 桜の美しさと粘り強さから日本人の強さと団体意識を読んでいる。
桜の精神を自分の人生コンパスとする日本人は必ず桜と緊密な関わりがあるに違いない。日本人は桜好きで桜の美しさはともなく、粘り強さも敬服しておる。桜の様々な特徴を通じて、日本人の性格を分析する。本章はおもに、以下の２方面で研究する。つまり、日本人の強さと団体意識だという面である。
2.1桜と日本人の強さ
日本は島国で、地震や火山や津波などが多い。しかし、日本人はこれらの自然災害が発生してからすぐ家や街道などを建て直した。第二次世界大戦の後、日本は戦敗国として、ただ数十年を経て、世界において経済の強い国になった。その成果は日本人の強さがなくしては取れない。日本人の性格は桜とは何の関わりがあるのか。桜は落葉樹で、付け根は周囲の土壌の条件には厳しくないのである。適応性も強い。それだけではなく、桜の花期は短く、咲いてから大体七日で散り始める。しかし、花期は短いにもかかわらず、桜は一年を待っていて、寒い冬を越えて、それから、咲き乱れる。桜も根性強い。その強さを見れば日本人とは同じだろう。自然災害だけではなく、日本企業では、どんなにひどい目にあっても、日本人は諦めずに続けている。困難を直面して努力する。そのほか、日本人の武士精神も彼らの強さを示す最も重要な一面である。「花は桜、人は武士」ということわざがある。花の中では一番きれいなのは桜、人の中では一番強いのが武士だという意なのである。桜は一瞬で開放して、一瞬で萎れてしまった。生命は短い。だが、さくらは咲いたときはすごくきれいで、散ったときもちっとも未練がない。武士たちは桜と同じ精神がある。武士は生きているときは精一杯自分の使命を完成して、死んだときも光栄を持って全然怖くない。戦争時期に、日本の武士は失敗したとき、あるいは恥をかいた時、彼らは切腹という自殺方式で自分の生命を終える。この自殺行為で自分の尊厳を守る。これは消極的な面であるが、一種の強さの表れでもある。